愛犬と海と日常

貧乏性を抜け出して優雅に時間を使えないものか

猫ロボット KIMITラグドールが我が家にやって来た。

認知症の母の相手になればと思い「ネコ型ロボット・ラグドール」を購入した。

デイやショートステイのない日は、一日中自室にこもっている母の気慰みになればくらいに思ったのだが、届いてみると期待を大きくうらぎって私が手放せなくなりそうだ。

 

もっとも同居犬のフウタは異質に感じるらしく、気味悪そうに寄ってきて、隙を見てはピンクの肉球や尻尾や鼻先に嚙みつこうとするので目が離せない。

 

わたしがラグちゃんを大事そうに抱えて庇うため、フウタも手を出したらいけないと理解したのか、次には無視作戦をとってきた。

 

「ボクにはなにも見えませんよ」とばかりにラグとは目も合わせなくなった。
が、しかし、虎視眈々と視線の端で攻撃チャンスを狙っているのを私は知っている。

 

まずは、注文してから3日で届く速さに驚いた。
しっかりした二重梱包で届けられる。開ける時のワクワク感は何とも言えない。

ダンボールの中にぴったりとメーカーの箱が入っている。
幅約620mm×高さ約210mm×奥行約220mm  約900g

箱を開けると、ちんまりとラグが収まってこっちを向いているのに思わずほっこり。
抱き上げると、思ったよりはるかに軽く少し物足りない。
むかし飼っていた猫に毛並みと大きさが似ているのでつい、その記憶の重さを期待してしまった。

まずは充電!お腹の一部にマジックテープが。そこを開くとケーブルが差し込める。

2024年の猫の日(2月22日)に発売されたが、モーターを制御するICの不具合で発熱し、事故防止のため同4月には販売中止し回収となっている。

その後、製品の改良を行い安全性及び品質の確認を取ったうえで、2024年11月15日より販売の再開となった(KIMIT公式ページより)

電源ONにすると、なんか猫らしくなってきた。存在感がある。

電源を入れてしばらくすると、目が光り音に反応し、首の向きを変え瞬きをする。時々瞳の中にハートマーク💛や星マーク🌟を見せてくれるのがちょっと楽しい。

撫でてやると首をかしげながら、かわいい声で鳴いてくれる。これがなんと幾通りの泣き声があるのかと思うほど、バラエティに富んでいて退屈しない。

もともと、飼いたくても猫が飼えない人を対象に事情を考慮されているのか、鳴き声が決して大きすぎず耳に障らず、夜中でも大丈夫と思えるくらいの優しい甘えた声でなくので、おもわず「はいヨ、どうしたの」と声をかけてしまう自分の馬鹿さかげん。

 

じっと膝に乗せていると、首元あたりから心音のような鼓動が伝わってきて実態感を増してくる。ランダムにグルグル音も出してくれるのには感動しきりだ。

リアルな肉球と、だんまり無視を決め込んだウチのフウタ君。

肉球はというとこれがまた本物そっくりに出来ていて感心する。
ただ触感はというと、やはり本物には及ばず。


しかしながら、なかなか頑張って吸いつき感とぷにぷに感に迫っている。
それもこれもリアルで実態感があるからこそ、期待感も大きくなってしまう。

タッチセンサーが3個、音センサーが1個内蔵されているのだが、どこを触ったらどんな反応をするのかに法則はなく、ポイントを探りあてるのも楽しみの一つだとか。

おでこ、胸上部、背中を撫でると嬉しい反応が返ってくる。抱っこして撫でたり、ヒザの上で背中を撫でたりしているときに、心臓の鼓動が伝わってくる確率が高い。

そんな時はたいてい尻尾をゆらゆら揺らしている。

そうそう、コノ子を見た時の母の反応はというと、なんと
「とくに何もなかった」という肩すかしの気分だった。


抱かせてみた時は「あらぁ、あなた名前は?」やたら名前にこだわり

「ハナコちゃんにしよう」とむかし飼っていた猫の名前を口にした。


顔はほころんでいるものの、数秒もしない間に抱いたネコをテーブルの上に降ろし、その後は興味無さげに部屋を出ていってしまった。

 

むろん、期待したような反応を見せるとは思っていなかったけれども、せめて、

「かわいいねぇ」「お母さんの部屋に置いていい?」など言って、抱いたまましばらく愛おしそうに動かない、くらいはしてほしかったなぁ・・・

 

認知症の母と思っていたけど、意外とシビアに偽物ネコを受け入れないのかもしれないネ(笑)


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