愛犬と海と日常

貧乏性を抜け出して優雅に時間を使えないものか

家族介護者の本音

「また監視してる!」母の視点で見る“介護の日常劇場”

まったく、またあの人が私を見張っているよ。朝起きてから寝るまで、部屋のスイッチ一つ自由にならないんだから。 デイサービスやショートステイの職員さんはみんな優しくて気を遣ってくれるのに、家に帰るとこの娘だけはいつも喧嘩腰。……あぁ、そうだ、この…

キンチョールが咲いている

母と同室になってから三月ほどが経った。リフォームしたせいもあり、母との同居部屋はいまだによそよそしい。 母の認知症の進行は早い。こちらの気持ちが整う間もなく、日に日に進む症状に追いついていけない。そのため始終イライラしてしまう。 2週に一度、…

秋深し隣はなにやってんのよー!?

今朝は冷えた。明け方、薄い布団から冷気が身体に沁みてきて眠れず、まーるくなって朝を迎えた。 同室の母はと言うと、カーカーといびきをかいている。寒くはなさそうだ。 部屋の電気は付けないまま犬の散歩に出る。深呼吸が気持ち良い空気のなか、夏の間は…

母の寝息のそばで

リフォームの工事が終わった。静まり返った部屋に、母の寝息が規則正しく響く。あれほど騒がしかった日々が嘘のように、今は母と私のふたりだけの部屋に静かに夜が流れている。 本格的な介護がはじまる前にと、部屋を整えた。母が安心して過ごせるように、そ…

痛いのは、脚と…ちょっぴり心も?

神経痛で脚がズキズキ痛い。ついでに腰までギクシャクしてきた。 ……というのも、原因はハッキリしている。母が長年使っていた二部屋を、思い切ってリフォームすることにしたからだ。 押し入れを取っ払って、一部屋につなげて、私と母が同室に——というプラン…

母がだんだん宇宙人になる

母のデイサービスの日、お迎えの人を待たせたまま、自分の部屋で上着のファスナーをはめようとしている。自分でしないと気が済まない気難しい性格とイライラしている様子に、こういう時は手伝わないほうがいいとわかっている。 私はと言うと、玄関で待ってく…

猫ロボット KIMITラグドールが我が家にやって来た。

認知症の母の相手になればと思い「ネコ型ロボット・ラグドール」を購入した。 デイやショートステイのない日は、一日中自室にこもっている母の気慰みになればくらいに思ったのだが、届いてみると期待を大きくうらぎって私が手放せなくなりそうだ。 もっとも…

「さあ、寝よう」という時に母が起きてきた

そろそろ日付が変わる時間、温度が下がりだして冷えを感じ「ああ、もう寝なきゃ」という頃、母の部屋の電気が付いた。 あれ、さっきまで寝ていたはずなのに。しばらくするとガラリと戸が開いて 「私はご飯食べたかいな?」というではないか。 一瞬意味が分か…

母がコロナになった

ショートステイの朝、迎えに来た職員さんがいつも通り抗原検査をしたのだが、10分ほどしたら神妙な顔で、検査キットを示し「出てます」という。 見ると、くっきり二本線が。 え、全く思い当たる節がない。庭にすら出ない母がどこからもらって来たのか・・・ …

家族の前でだけ母は苦しそうになる

95歳ともなればあちこち痛みもあり、息もすんなり肺に入ってこない時もあると思う。 深呼吸の後の大きな吐息。動作時に途切れなく出るフッフッ、はぁはぁ、んうっんうっという息や声のもれる音。何かする度に「あ、イタたたぁー」「う、うぅ~」とかがみこむ…

認知症の母は今日も強い

午後6時半。母の夕食の時間だ。 友人との電話を途中で断り台所に立つ。 母の廊下を歩く足音の後、リビングの戸が開く。 いつもより少し早い。焦り気味で味噌汁を椀によそう(る)。 食卓に置いた途端「味噌汁はどうでもいいのよね」と、母は椀を片手で遠ざけ…

断捨離戦争開始

認知症の母が「ぎゃ~~んっ!」と悲鳴に近い叫び声をあげ、机に突っ伏して泣き出した。いや、厳密に言うと、泣きまねをはじめた。 母の部屋を片付け始めた私に怒りの抗議なのだ。いやもう限界よ!抵抗しても無理だから。押し入れの中に要らないものを溜めす…

訪問介護報酬引き下げ案に物申す

今回の改正案で訪問介護報酬の削減が挙げられている。現場に言わせるととんでもない話! その分処遇改善を上げるからとか?!それって、当事者の存在を認めていないことにならないか。ヘルパーの誇りはどうする気だ! 訪問介護の収支がプラスだからだと。そ…

消えたカートと倉庫の謎:奇妙な出来事

このところは急に寒くなったのもあって、自宅から出ない日が多く、ごく限られた範囲内の日常生活をおくっている。 わたしは取り立ててそれで不自由を感じない。良いのか悪いのか・・ 最近、脚の付け根の外側に痛みを感じるようになり、歩き始めに困難を覚え…

母が私の知らない人になっていく日々

朝起きた顔で母の調子が分かる。 今日は機嫌が良いとか、また頭の中がなにかの思いにとらわれて気難しいな、とかだけど。 日に日に母の表情がなくなっていき、最近はほとんどおはようも言わない。 むすっ、としたままの日もある。 朝から口もきかなかった母…

家族を施設入居させるときの選択肢

強度の難聴と進行中の認知症のせいで高齢の母と通常の会話が成り立たなくなり、食べられないものが増え、それでも「まだ歯があるからねえ、あたしゃなんでも食べられるよ」と減らず口を言うことにイラつき、排便が不規則になり、いつ転倒するかハラハラしな…

ついに母が転倒した

どっしゃーん、ガラガラ・・ 朝食を済ませ、いつもならくつろいでいる時間の母の部屋から、おもいきり派手な音が聞こえた。 あ、やった!!すぐに母が転倒したのだと分かった。 高齢の家族を介護するものは、いつもいつも頭の隅で転倒を懸念している 施設と…

母が突然パーマをかけると言い出した。

「あした、パーマに行くから予約しといて」 はあ~?!もう何年も、ショートのカットだけにしてパーマはかけていない94歳の母が。 それも、髪が痛むからもうしないでいい、と自分から言っていた母が。また自分の中で何事か起きたのだなと思った。 テレビに…

月に一度の母の受診

家で親を介護する

ドレスデビューした高齢犬

高齢犬をおしゃれにする

突然の鼻血で認知症の母がパニックになる

母は決まって20時半に洗面をし、ベッドのある部屋へ移動する。 その後、布団の中で時代物の推理小説を数ページ読み(?)眠るのが日課になっている。この頃は、いつまでも電気がついているのでそっと部屋をのぞくと、開いたままの文庫本を胸の上にのせたま…

93歳の「バイ、バーイ!」は微妙・・

認知症の進行はゆっくり確実に

認定調査の前に家族がやるべきこと

母の三回目の認定調査の連絡がきた。 本当は四回目だけどコロナのお陰?で昨年、一年間の無条件延長となっていたもの。 コロナ自粛も解禁となり、久々調査の予定となった。 専門の民間調査事業所が幾つかあるが、今回は管轄区役所から直接調査員が来るという…

母がまたトイレを詰まらせた

認知症の高齢者はトイレを詰まらせる

母の偏食には付き合ってられない!

認知症の高齢者は好き嫌いが多く食事に悩む

今日も母が起きてこない

高齢者が朝寝をすると家族は心配をする