とりもなおさず、ピヨちゃんです!
いい年だろうが、赤ちゃんであろうが、このピヨちゃんの前では完敗。ただただ笑顔になってしまうのだ。
ブクブクと湯面に顎まで沈めてピヨちゃんたちと目線をあわせると、また違った味わいがあるというもの。
お湯の波にたゆたいながらこちらへゆらゆらタプンタプンと近づいてくる時もあれば、離れた場所でプカリプカリ、マイマイしながら留まっていたりする。
大きなピヨちゃんはよく波にのまれてコロンとひっくり返る。
小ピヨちゃんは少しばかり手(羽?)を広げているためか踏ん張りがきくようで、大きくザブンときても上手に波乗りをすることができる。
お湯につかっているわずか数分なのだが、この間だけは確かに頭の中に何もない。
いちにちを過ごすとどうしても、なにやかや気持ちに引っかかってしまうオリも、家族とのやり取りでムシっとしたシコリも、朝から晩まで認知症の母と暮らすなんとも言えない疲労感も、な~んにもないメルヘンな時間なのだ。
湯船のなかでボーっとピヨちゃんたちを眺めているときに、湯が動いてユラリゆらり、ピコたんピコたんと私の顔に近づいてくる様はもう、感動に近い。
満面笑顔になってしまうのだ。
なんでも起源は古く、セサミストリートのラバー・ダッキーから全米に広がり、日本には戦後入ったという「ラバーダック」らしい。ダックというからにはアヒルなのだろう。
が、どう見てもひよこにしか見えず、ピヨちゃんと呼んでいる。
さあ、上がるかな。
またあしたね!
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