最近、お仕事のようなものをいただくようになり、ほんっのちょびっとだけ忙しくなった。その訳は過去記事に ⇩
ところが、現役を離れてからわずか一年余りなのに、思った以上に身体機能が衰えていることに気がついた。
まず眼、視力低下はもちろんのこと複視・かすみがひどい。
眼科に通い、何とか視力を戻せないかと頼んだが、白内障はまだ手術段階ではない、どうしてもというならレーシックとICLだという。レーシックは角膜を削って視力を矯正するもので、ICLは眼内にコンタクトレンズを手術で挿入するという・・
おおっ~~!! 聞くだけで無理、むり、ムリ。点眼薬で妥協した。
あと、長く机に座っていると、立ち上がった際に股関節から痛みが出てすぐには歩けない。それから、作業が数時間に及ぶと背中から肩まで鈍痛が襲ってくる。とくにうつむきがちになる首が一番辛かった。
あんなにデスクワークしていたのにどうしてしまったのだろう、と戸惑いがあるが現実どうしようもない。最も当時は外勤もありで全体の活動量が保てていたのだろう。今や体を動かすことをほとんどしないのが大きな原因なのは自分でもわかっていた。
思わず、宣伝でよく見る「チョ〇ザップ」に気持ちが傾いたが、友人に即座に反対された。「歩けばよい」というもの。ごもっともです。反省!
どうやら作業体制が悪いのかもしれないと考え、とりあえず作業環境を整えてみることにした。わたしはノートパソコンを使用しているので、まずは姿勢よく椅子に座り、目の高さにディスプレイの位置を持ってきた。
これだけで目が楽になり、首の重い痛みが一挙に楽になった。ノートPC15.6インチを使用していて重い仕様だけどぐらつきも一切なく安定感がある。
さて、そうすると今度は高い位置にあるため、入力が不自然極まりなく、斜めのキーボードはさすがに打ちにくく、手首がつりそうになったので以前デスクトップを使っていた時のフラットキーボードを引っ張り出して使うことにしたら、なんと快適。
これだけでも、背筋が伸びて体に酸素が入っていくような気分になった。
で、快適に作業に励んでいたのだがどうしても肩の痛みから解放されない。そこで気がついた。背筋が伸びた分、腕が重さを感じるようになったのだ。椅子の高さを上げ下げしてみたがどうやらその問題ではなさそう。
要するにマウスを操作する際の(私の場合)右腕の宙ぶらりんさが肩の痛みを誘発していた。以前から知人にすすめられていたもののなかなか思いきれずにいたのだが、なんとも鈍い肩の痛みに負けてしまった。
が、これは最高に満足した。久々買ってよかったなあ、と思う代物に出会った。
ひじを預けているだけでも気持ちが良いのに、この動きが実にスムーズ。見事に腕の動きについてくる。どうやらクランプ式というのがミソのようだ。
ほぼほぼ自分なりには完璧に仕上がった。しかしながら、わずかな報酬がこれで全部消えてしまったことに気がついた。まあ、いいか!環境は大事だもの。
なにより、パソコンの前に座ることが楽しくなる。
ほんとは、ヨギボーのサポートクッションも欲しかったけど、また今度にしよう。