愛犬と海と日常

貧乏性を抜け出して優雅に時間を使えないものか

ブッチ買ってみましたご報告

無添加ドッグフード『ブッチ』という広告が、このところ目につくようになった。

あまり流行りものには走らない性分だが、これは最近ずっと気になっていた。
というのも、昨年先住犬を失くしてからは、犬の健康と聞くとつい強くひかれるようになってしまったからだ。

 

どのような亡くなり方をしても、あの時こうしていれば、ああしてやっていれば、と思い悩むのは人間も犬も同じだと思う。
今、横で見つめている(ただ、おやつ待ちなんだけど)マルプー風太には出来るだけのことをしてやりたいと思ってしまう。

 

この子も、もう10歳を超えた。子供のころから元気者だが、ものを選ばずひたすら大食だった時期は過ぎ、大人しくしていたりすると、ふと不安を感じてしまうのは、飼い主みんな同じなのではないだろうか。

たくさんの鯉にビックリフウタ

該当広告は当初から見ていた。みるからにおいしそうな広告が気になっていたが、なにせ価格が高く思えて「庶民犬には手が出ないね~」など風太に言っていたのだ。

それに定期購入は好きではない。なんどか解約の際に嫌な思いをして以来、少々高くついても単品で買うようにしている。

 

ある日気がつくと、なんと「お試しセット」が出ているではないか。
半額以下のうえに買い切りで継続購入なし!

ここは買い時!とばかりに早速注文。一人と一匹で心待ちにする程もなく、早い冷蔵便が届いた。

 

形態、保存期間など

ざっくりサイズ かなり大きく重量感あり 切り口にキャップ(右)

上記が製造日、下記が有効期限ですね。一応、未開封の冷蔵保存で9ヶ月となっている

気になる成分・ブッチの種類分け

ブッチは独特の製法により素材の持つ栄養が損なわれず、しっとりのウエットフード、なによりとても良い匂いで人間まで食をそそられる。

なにより、EPA・DHAを多く含むため効率よく自然の必須脂肪酸を摂取することができるようになっているところが魅力だ。

 

その他、いづれにもフィッシュ、野菜、ビタミン・ミネラル類が配合されている。

原材料の肉は環境規制が世界一厳しいと言われるニュージーランドで放牧され牧草のみで育成された牛や羊のみ。この肥育方法はグラスフェッドと呼ばれて高たんぱく、低資質という肉質の評価が高まっているそう。

 

ブラック= ビーフが主、ラム、チキンのミックス

ホワイト= チキンが主

ブルー = チキンとフィッシュのミックスで猫も食べられる

その他、いづれにもフィッシュ、野菜、ビタミン・ミネラル類が配合されている。

半端な説明するより、詳細は公式ページがいいかも➡  ブッチ ドッグフード

 

へぇ~え、そうなんだぁー

人と暮らすようになって雑食性を身につけた犬だが、人間の腸の長さが体長の12倍のところを犬は体長の6倍、DNAはオオカミと95%が同じという。だから、より生肉に近い高たんぱくの食事が必要なんだ!

 

水分量を多く含むため、口内環境が整い、歯茎の間に残渣を残すリスクが少ないのも安心。噛感が柔らかいので、シニアの犬にも負担なく食べられるのが何よりうれしい。

こんなワンちゃんに向いている・え、猫も食べられる?

おすすめワンは

ドライフードがうまく定着しないワンちゃん

歯が弱ってドライフードが食べられなくなったシニア犬

お腹が弱く消化吸収が悪いワンちゃん

毛艶や毛並みが悪いワンちゃん

食欲がないワンちゃん

ドライからぜんぶは変更したくないのでトッピングに使いたい人

安全なものを与えたい人、などなど。

 

カリカリをやめてしまうのも不安なので、いつもの食事を半分にしてブッチをトッピングしてあげているそれにビオフェルミン1錠と、犬用の液体酵素を混ぜる習慣はいつもどおり。

ホワイトレーベンはフィッシュの含有量が多く、猫ちゃんも食べられるのだそうな。

ワンニャン飼いの人には実にうれしい!

 

なにはともあれ、食せよフウタ!

待ちきれず、彼は私が用意する間も傍にくっついて離れない。どうやら匂いがすでに違うようだ、鼻のスンスンが激しい。

カリカリの上でブッチをすりつぶしておくとカリカリも残さず食べる

「ゆっくり、よく噛んで食べてね」と食事を出すのだが、置く間もなくフウタの鼻が突進してくる。20秒かかったろうか、すごい速さで食べた後、食器をなめまわすのがその倍以上の時間。

 

「お願いもうやめて、キミがなめると洗う時たいへんなんだよー」と食器をとろうとすると「ウ゛~」と歯をむく始末。食器がピカピカテカテカになるまでなめたあとの満足そうな顔に、本当に買ってよかったぁ、と思った。


飼い主バカとすれば最高に幸せを感じる瞬間なのですよ。


もっと老犬になり、カリカリが嚙めなくなったときもブッチがあれば安心。その時はカリカリを少しずつ減らして、全量ブッチに切り替えることは簡単なことだ。

 

全品種食べさせてみたが、うちのこはホワイトレーベンのチキンがお気に入りのようだ。次回からは単品で買おうと思っている。

 

お高くて与えるのに面倒くさそうと感じていたが、全くその心配はなかった。
包装ごとナイフを入れ、切り口には保存用のキャップが付いてくる。

 

輪切りをトッピング用に切り分け、それをまた密閉容器に入れ二日分として保管した。

封を開けたら「なるべく10日以内に」と書かれているが、あくまで「なるべく」である、気にすることはなく、トッピングの量にもよるがウチの場合は2週間位のペースで消化した。

 

愛するワンコの健康管理のためだもの。価格も高くはないと思えてきた。カリカリの量が半分になるのだから同じか、と気がついた。

 

小さなツボに入った先住犬ナッちゃんにも、毎朝このご飯を上げる。生きているうちに食べさせてやりたかったなぁって・・・どうしても思うけれど、写真のナツがおいしい顔してる気がする。