漠然と「本を書けと」言われたらどうする?!
いきなり書こうとしてもどこから手を着けてよいかわからない。
書きなれている人はともかく、はじめて書く人は必ずそう思う。
そういう場合は地道に執筆計画を立てる。
これが綿密にできたかどうかで、あとの作業が楽になる
このブログは、はじめて本を書こうとする(自分をふくめた)素人を対象としているので、プロの方は読んではいけません?!(あはは、別に読むのはいいか)
なぜなら、「こんなあたりまえのこと、書くな」と、叱られそうだから。
いきなり、売れる本を書こうと思わないほうがいい
依頼者がある場合は、ハードで人目を引くようなタイトルや、断定的で常に答えが明確なすじだてを好まれがちだが、惑わされないほうがいい
素人は何もかも計算できるものではない。
基本に忠実に、真摯に書けば読み手には通じる、と信じよう
基本というのは、「誤字脱字がない」「話の方向が一貫している」「読み手が不快にならない」など。これは、推敲の時点で念をいれたらいい。
まずは書き慣れること。同じ時間帯に、必ず机の前に座る習慣をつける必要がある
出来上がったときは、かならず感慨深い思いと、達成感を保証できる
では、執筆計画を作る作業の手順
これが、一つ出来上がると応用が利くマニュアルとなる
プロは無意識に頭の中で組み立てられるだろうが、あくまで素人のための方法だ
①タイトルを決める
②誰に向けて書くのか、対象の読者層を決める
③内容の概略を考えたら、タイトルを肉付けするようなつもりで、こういうことを伝えたい(書きたい)という大きな課題を決める。
書きたいことを、いくつにも種類分けしていく。
はじめは、あまり多くないほうがやりやすいかもしれない
➃次にその課題ごとに、具体的に項目を作り、内容にそったタイトルをつけていく。これはいくつあってもいい。
もしくは、小さな項目をたくさん書き溜めてのち、課題分けしてもいい
以上の流れで本は書ける。この計画がきっちりできていれば筆は止まらない。
項目については字数が決められている場合もあるので、注意しながら推敲する
また、項目をまとめたものが、「章」となる。
上記の「課題」と表記したものにあたるが、これも字数制限があったりするので注意する。
いちばん大事なのは項目の内容になる。
それをくくる「章」はあとでどうにでもなる
例)1章
1.項目のタイトル
2. 〃
以下続く
グーグルドキュメントやワードプレス、ワードなど、とくに指定がなければ、慣れたツールをつかえばいい
項目を800字から1200字位にすると読みやすい。つまり原稿用紙に2~3枚程度。
そう考えると、グッと書きやすくなると思う。
それが集まれば一つの「章」になる。
1000字前後の項目を5つ集めれば5000字の「章」ができあがり、その「章」が6つほどあれば、ほらあなたにも本ができあがる!
ライター誕生。
このうみっぺりの部屋で引きこもり生活、ほぼ一ヶ月。
ようやくひと作品完成した。どうやら本になるらしい
執筆計画を練ってのちはひたすら、PCに向かうストイックな毎日。
それはそれで楽しかった。うん。
仕上がったときの感慨と達成感あり。
途中から横道に逸れてしまったけれど、やっぱり憧れの印税生活
もっと喜んでいいのに・・
現実にはそうでもない、けっこう冷静にうけとめるものだ。
もっとも、トライアル程度のものだから報酬はないに等しい。
でも、ほめていただいてリピートをもらった。
スタートに立ったと思ってもよいかな(むふふ)
さあ、これで堂々とこの部屋が作業場に昇格した
家賃くらいはかせぎたいが、う~~ん。まだまだ、ほど遠い
とりあえず、士気を高めるためライターの名刺くらいは作ろうか。